季節は秋となりゴルフをするには最適なシーズンとなり
10月、11月は当クラブで多くの方にコンペを開催していただきます。
またグリーンにとっても、生育が早まるとても良い季節なので
夏の高温多湿で傷んだグリーンが一気に回復し元気になります。
今の季節は芝の回復が早い為、芝の更新作業や冬の寒さに
備える作業を日々計画的に行っています。
そこで今回はコース管理が行っている作業をご紹介致します。
インターシードについて
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インターシードとは種まき作業のことです。
既存のグリーンに、より品質の高い種をまくことで
耐久性・耐病性を高めます。
昨年に続き同じ種子を使用しますが
より発芽率を上げる為、今年はインターシード(種まき作業)を
昨年より早いタイミングで2回実施します。
早く行う事で発芽した種が根付くのも早くなり
寒さが厳しくなる前に定着させるのが目的です。
ベント芝の根について
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芝は表面からでは見えない土中の根も常に監視し
育成しなければなりません。
根のよく張った、締まったグリーンは丈夫で固く
刃を短く刈り込んでグリーンスピードを速くすることができ
パッティングをよりエキサイティングにしてくれます。
ティ・フェアウエイの着色
![](/wp-content/uploads/2019/09/blog_20190927_4.jpg)
当クラブではティーイングエリア・フェアウエイ・アプローチの
緑化へ着色を実施致します。
高麗芝や野芝は気温が下がると休眠期に入り
芝が枯れた黄色になってしまう為
芝に優しい緑色の液剤を機械で隙間なく噴霧します。
この作業は芝が枯れる前に行うことが重要です。
冬でも緑の美しいコースを楽しんでいただけるよう
今の時期から芝を守る対策を行っています。
当クラブのコースは速いグリーンで有名です。
マスター室前に表示してあるグリーンコンパクションの
数字に注目したことはありますか?
グリーンコンパクションの数字はグリーンの
硬さを表しています。
基本的な数値は22.0ですが時には24.0まで上がり
数字が大きいほどグリーンより硬いということが分かります。
グリーンが硬いという事は球が良く弾み、良く転がるという事です。
毎日グリーンのコンパクションは違うので
プレー前に一度確認し、参考にしてみて下さい。