新緑が輝く季節がやってまいりました。
谷汲カントリークラブでは理事長杯決勝戦が行われました。
グリーンのコンディションも良く、スティンプは10.5の設定でした。
そんな中、今年の頂点をかけて戦うのは髙木洋考選手と(HD8)と
橋本祐二選手(HD10)の二人です。どちらが勝つのか予想もつかない、
双方とも初のタイトルをかけての決戦となりました。
小鳥のさえずりが聞こえる中、緊張のティーショット。
スタートから堅実なプレーをしていた橋本選手。
27ホールを終えた時点で橋本選手が5アップで、
勝ちは決まったかに思われました。
がしかし、ここから髙木選手が粘り強さを見せてくれました。
10,11,12ホールを勝って2アップまで戻しました。
そして、迎えた16番ドーミーホール。アプローチを
ピンそばに寄せた橋本選手に軍配が上がりました。
最後は堅い握手をして、お互いの健闘を称えました。
決戦を制し、見事優勝に輝いたのは橋本祐二選手。
橋本選手は予選の一週間前から決勝までの一ヶ月間、
毎日自分の悪い癖が出ないよう徹底的に練習したそうです。
【優勝者 橋本祐二選手のコメント】
髙木さんが狙った通りのショットが打てるから凄くプレッシャーだった。
アプローチが寄ったり、パターがよく入ってくれたから良かった。
実はそんな二人ですが決勝で戦うと決まった次の日に
一緒にラウンドされたそうです。
敵同士となるわけですから決勝が終わるまでは・・・。と思いそうなものですが
本当の敵は相手ではなく自分自身だという事なのでしょうか。
二人は一緒にラウンドする事でお互いに技術を磨き高めあっているのですね。
そういった所からも二人のゴルフに対する情熱が伝わってきますよね。
今後の二人の更なる活躍に期待です。