2017年も残り2ヶ月となりました。今年の冬も寒いことが予測されます。
ゴルファーにとって冬は色々な課題が見つかる季節だと思います。
その中でも特に飛距離の問題をよく耳にします。
「寒さで飛距離が落ちてしまう」と言うことです。
体が寒さで動かない、シャフトがしならず飛ばない、
ボールが硬くなって飛ばない、等々寒さで飛距離が落ちてしまう
理由はたくさんあると思いますが
今回は、常温の状態と冷えている状態のボールを使用した際に、
飛距離が変わるのかを検証してみたいと思います。
真冬の状態を作る為に、ボールを氷の中に3時間冷やします。
使用球はプロショップでも販売しております
「ブリジストンのツアーB XS」です。
距離計測器ブシュネルのピンシーカーを使用し飛距離データの比較をします。
» ブシュネルピンシーカーはこちら
検証者
コース紹介でお馴染みの、キャディ大野
「揖斐の歩き方」でお馴染み フロント藤原
» 揖斐の歩き方はこちら
男性、女性でそれぞれどれだけ飛距離が変わるか検証してみました。
<結果>
大野 通常ボール 冷えたボール 飛距離差
平均 279ヤード 平均 268ヤード 約11ヤード
藤原 通常ボール 冷えたボール 飛距離差
平均 156ヤード 平均 145ヤード 約9ヤード
今回の結果からボールが冷えている方が、
約10ヤード飛ばなくなる事が分かりました。
10ヤード変われば、ティーショットから攻め方が変わってきます。
ボールをなるべく冷やさない様にすることで
飛距離が落ちにくくなるかもしれません。
ボールを温めるおすすめ方法は、
カイロが入ったポケットにボールを入れる事です。
外気にさらしておくより15度以上変わってきます。是非試してみて下さい。
※ クラブ競技ご参加の方への注意 ※
人工の機器によって正規のラウンド中に意図的に温められた球を使用する事は規則14-3の違反になりますのでご注意下さいませ。しかし、正規のラウンド前に人為的に温められた球を使用する事は違反とはなりません。