フロントティから358ヤード
右ドックレックのミドルホール。左の手前のバンカーまで210ヤード
ティーショットの狙い目はフェアウェイセンターから左サイドになります。
「右ドックレックだから右の山裾が狙い目じゃないの?」とよく言われますが右を狙うと落とし穴がたくさんあります。
まずは、右斜面に見える木で起こり得る事を紹介していきます。
この木をキャリーで越えるのには240ヤード。少しでも右に行ってしまえばOBになります。木を越えず木の下か手前であればグリーンを狙うことができません。木を越えたとしてもその先にティグランドから見えないところにバンカーがあり入る可能性が高いのです。
確実にスコアメイクをするなら中央から左サイド狙いをお勧めします。左のバンカーの手前であればグリーンを狙うことが出来ますし、そこからフロントエッジまで145ヤード程なのでグリーンオンを狙っていける状況を作れます。
セカンドショットでのポイントは2つあります。一つ目はグリーン手前に2つあるバンカーに入れないこと。二つ目はグリーンオーバーをしないことです。一つ目のバンカーはアゴが高く出しにくく、強く入ればグリーンオーバーしてしまうからです。
二つ目はグリーン奥ですが、グラスバンカーになっていてここからグリーンに乗せることはかなり難しくなります。セカンドでライが悪かったり、グリーンオンが難しい状況であれば花道にレイアップと言う方法もあります。
グリーンは、右から左に早く、アンジュレーションもあり難しいグリーンです。
このホールは距離こそありませんが、ティーショット、セカンドショットのロングショットの精度が鍵になってきます。