谷汲CCの名物でありますバンカーについて、ご紹介致します。
年間3回、春・梅雨・秋にバンカーエッジ切りをします。
全て手作業で行うため時間と体力を要し、天候にも左右されやすいですが重要なコース管理作業の1つです。
![バンカーエッジ2](/wp-content/uploads/2014/10/28cf0274cb64b30f68a96b3b61e8b4ce.jpg)
バンカーエッジ切りの目的は、景観が良くなることはもちろんのこと、もう1つ重要な事があります。それは、ルールに関わることです。
バンカーの裾から芝が伸び、そこにボールがのった時にバンカーなのか?芝の上なのか?で処置が変わってきます。芝と判断すればクラブをつけることが出来ますがバンカーであれば出来ません。白黒ハッキリするためにもとても重要なことなのです。
![バンカーエッジ4](/wp-content/uploads/2014/10/bc7b82f3968f8a3f1cdb31e3429ded4e.jpg)
コースキーパーよりプレーヤーの皆様へのお願いがございます。
芝は、砂がある所に伸びていきます。バンカーエッジに砂を擦り付けると芽が出て芝が伸びます。
例えば、どういう時にバンカーエッジに砂を擦り付けるかというと、バンカーならしの際、下の写真の様にバンカーレーキで引きながらバンカーを出るとエッジ部分に砂が盛り上がることがあります。バンカーレーキは、引いて押す、砂の位置を変えないことが重要です。引き続けるとエッジに砂が貯まります。是非ともご協力をお願い致します。
![バンカーエッジ5](/wp-content/uploads/2014/10/bb9cdd9833176afca006b753735d145b.jpg)
上の写真は砂が擦り付けられる例です。
![バンカーレイキ3](/wp-content/uploads/2014/10/d53c3594b7c109defe21964db5ba7fa3.jpg)
上の写真の様に最後に押してください。
コースキーパーは、どのゴルフ場でプレーしてもバンカーのエッジ部分にボールが入りエッジ部分にクラブが当たると思った時は、アンプレイヤブルをしているそうです。エッジを壊さないためですね。流石、職人魂ですね。
バンカーのエッジ切り後のコースは、一段と締まって見えます。
美しいコースを是非見に来てください。