スリクソンからNEWボールが発売されました。
その名も「スリクソンX」。
今回のボールは“飛び”が売りだそうです。

うたい文句の中に“飛び過ぎ注意”とありますが、
本当に飛距離は伸びるの?どれくらい飛距離が変わるの?と言う
疑問の声から実際にどれだけ飛距離が変わるのかを
谷汲カントリークラブの従業員で検証してみました。
是非参考にしてみて下さい。
今回は、ATLASの計測器を使用し検証してみました。

(対象ボールはスリクソンZ―STAR2017年モデル)
検証者
コース紹介でおなじみの 大野 平均ヘッドスピード47
Z-STAR
1球目 2球目
ヘッドスピード 47.4m/s 48.3m/s
ボールスピード 71.2m/s 71.6m/s
キャリー飛距離 262yd 264yd
ミート率 1.50 1.48
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スリクソンX
1球目 2球目
ヘッドスピード 47.4m/s 47.4m/s
ボールスピード 73.0m/s 72.5m/s
キャリー飛距離 272yd 267yd
ミート率 1.54 1.53
谷汲カントリークラブ マスター室補助 工藤 平均ヘッドスピード40

Z-STAR
1球目 2球目
ヘッドスピード 40.4m/s 41.6m/s
ボールスピード 60.1m/s 59.2m/s
キャリー飛距離 213yd 209yd
ミート率 1.49 1.42
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スリクソンX
1球目 2球目
ヘッドスピード 39.6m/s 39.1m/s
ボールスピード 61.9m/s 61.6m/s
キャリー飛距離 221yd 217yd
ミート率 1.56 1.56
谷汲カントリークラブ キャディ 青山 平均ヘッドスピード35

Z-STAR
1球目 2球目
ヘッドスピード 35.7m/s 35.9m/s
ボールスピード 51.0m/s 52.1m/s
キャリー飛距離 173yd 177yd
ミート率 1.43 1.45
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スリクソンX
1球目 2球目
ヘッドスピード 35.1m/s 36.8m/s
ボールスピード 49.9m/s 52.0m/s
キャリー飛距離 168yd 177yd
ミート率 1.42 1.41
平均飛距離が、
大野約 +7ヤード
工藤約 +7ヤード
青山約 -3ヤード
という結果になりました。
ヘッドスピードは同じでもミート率が上がっています。
それだけボールの初速が早いということです。
落下地点に行ってみても、計測器以上に差が出ているボールもありました。
ディスタンス系のボールはスピン量が少ないので、ランがでやすいのだと思います。
女性やヘッドスピードが40m/s以下の方はディスタンス系より、
柔らかめのスピン系の方が距離が出やすいのかもしれません。
今回の結果から、ボールの違いだけで距離が変わる事に驚きました。
ゴルファーによってスピン系、
ディスタンス系のボールの選択は変わると思いますが、
飛距離が欲しいという方には是非お勧めです。
5ヤード以上平均飛距離が伸びるということはセカンドショットで持つ
クラブも1番手変わってくるということです。
これはスコアに影響してくるかもしれませんね。
是非参考にしてみて下さい。