梅雨は湿度が高いうえに日射量が少なく、雨が多いなど
芝が育つ条件としてあまりいい季節とはいえません。
土壌の状態が悪くなり病気になり易く
藻が生えたような状態になることもあります。
気象条件は悪くても綺麗なグリーンを保つために
コース管理が梅雨前に行う必要不可欠な作業です。
グリーンを傷めないように、またプレーにできるだけ影響の少ない
小さな穴をあける作業を行います。それを「ベンティング」と言います。
芝も自然ですので呼吸をします。
通気が悪くなり息の詰まりそうなグリーンの表面に直接穴をあけて、
強制的に通気を良くし不足している水分や養分を補うという作業です。
これからの時期は芝にとって非常に厳しい気象条件となりますが、
常にベストなグリーンでプレーしていただけるよう
メンテナンスを行って参ります。