2015年度のPGA資格認定プロテスト合格者が出場する「第17回日本プロゴルフ新人選手権大会 ゼロホールカップ」と60歳以上のPGAティーチングプロによって争われる、「第4回 PGAティーチングプログランドシニア選手権大会」が2015年11月5日(木)~6日(金)にて二大会同時に開催されました。
新人戦は57名のプロ、TCPグランドシニア選手権は68名のプロによる熱き戦いが繰り広げられました。
秋晴れの気持ちの良い天気の中、新人プロの登竜門となっている大会で初日6アンダー66で首位好スタートをきったのは尾崎 慶輔プロ。2位には4アンダー伊藤 誠道プロが2ストローク差で追う展開に。
迎えた2日目、2位スタートの伊藤 誠道プロはパープレーとまとめ、二日間のトータル140ストロークにて競技終了。そして、3位タイスタートだった宮川 勝大プロが2アンダー70ストロークでトータル140ストロークと並び、勝敗の行方はプレーオフへともつれ込みました。
プレーオフ1ホール目は10番PAR4を使用し両者パー。決着がついたのはプレーオフ2ホール目。18番PAR5のサードショットが明暗を分けた。
ティショット、セカンドショットを打ち終わり両者共ピンまで残り100ヤード地点。
この日のカップポジションはグリーン中央で、宮川プロが放ったサードショットはカップ手前3メートルの地点に落ちたが、バックスピンが掛かり過ぎてしまい10m残してしまう。対する、伊藤プロの勝負をかけたサードショットは、狙い通りのピン横2メートルの位置に。
宮川プロのバーディーパットが惜しくも外れ、決めれば優勝のプレッシャーがかかったパットを見事に決めた伊藤プロが、新人戦チャンピオンの座を手にしました。
プレーオフで戦った、宮川 勝大プロとはジュニアで戦っていた同級生という事もあり、新人戦という舞台で戦うことが出来たことを嬉しくまた、刺激のあるゲームだったと語っていました。
一方、TCPグランドシニア選手権大会は、2013年度「第2回 PGAティーチングプログランドシニア選手権大会」優勝者である、山下 英章プロが初日66、二日目72、トータル138の6アンダーでフィニッシュ。2位に2打差をつけ、見事2度目の優勝を飾りました。
ゼロホールカップ優勝の伊藤プロ。
グランドシニア優勝の山下英章プロ。