三甲ゴルフ倶楽部 谷汲コース

岐阜県揖斐郡のゴルフ場 三甲ゴルフ倶楽部 谷汲コースは
2025年度「第92回日本プロゴルフ選手権大会」開催コースです。

第14回 日本プロゴルフ新人選手権大会

2012年9月開催、「第14回 日本プロゴルフ新人選手権大会」

 2012年度「PGA資格認定プロテスト」の合格者52名を対象とした「第14回日本プロゴルフ新人選手権大会」が、2012年9月23日と24日の二日間に渡って谷汲カントリークラブで開催された。

 初日の第1ラウンド、谷汲の牙城を崩す事に苦戦する選手達はなかなかスコアが伸ばせない。そんな中、4アンダーと好スタートを切ったのが20歳の小西貴紀プロ(太平洋C成田C)。そして1打差の2位には、松田高明プロ(奈良柳生CC)がつけ、一日目は終了する。

悪天候、高速グリーン。
アンダーパーは二選手のみの難コース。

 24日の最終ラウンドは、初日の悪天候とはうって変わって秋晴れという最高のゴルフ日和に。選手たちは首位スタートの小西プロになんとか追いつこうと果敢にピンを狙って攻めるが、2006年の日本プロ開催時に近いコースコンディションとコースセッティングがその行く手を阻む。全体の距離も長く、スピードも出る難グリーンでは、パッティングに苦しめられる選手が続出する。

 最終組でスタートした初日首位の小西プロも然り、1番をバーディとし好スタートを切るも、7番のパー3で3パットのダブルボギー。初日の4アンダーと貯金はあるものの、前半を39とし2位の松田プロとはこの時点で3打差。スイングに迷いが生じた小西プロは、後半なんとか連続パーで耐える一方、松田プロは11番から3連続ボギーでスコアを落としていた。

 難コースの影響か、最終組のプレーのペースが徐々に遅くなり、競技委員からプレーペースの注意が発せられる。ところがそれを機に、小西プロは悩んでいたスイングのタイミングを修正、なんと14番から連続4バーディを奪取し、71でホールアウト。大会を終えてみるとこの日のアンダーパーは小西プロと松田プロの二人のみ。通算5アンダーの139とし、小西プロが2位の松田プロに3打差をつけ、初日からの首位を守りきり見事優勝を飾った。

第14回 日本プロゴルフ新人選手権大会

優勝した小西プロのティーショット。

第14回 日本プロゴルフ新人選手権大会

高速グリーンに苦戦する選手たち。

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